公式ガイド・用語集

Shadowrocket 用語集

画面表示・プロトコル名・ルールキーワード

まず用語がどこに表示されているかを確認し、その役割を見分けましょう。似た表記でも、画面名、ルーティングモード、ルールの処理方針を指す場合があります。このページでは英語表記をそのまま示し、使われる場面ごとに違いを説明します。

  • 5カテゴリの用語
  • 33項目
  • 英語表記と意味

画面表示とスイッチ

「どこで操作するか」と「接続がどう処理されるか」を分けて考えます。特にConfig、Proxy、Directと、大文字表記のルール方針は文脈を確認してください。

Home
Homeはサーバー情報の確認、接続先の選択、メイン接続スイッチの操作を行う画面です。まず一覧に使用可能な情報があることを確認し、Global Routingを確認してから接続を開始します。一覧に情報が表示されているだけでは、VPN接続済みとは限りません。接続後の通信結果は、選択したサーバー、現在の設定、ネットワークの状態にも左右されます。
Global Routing
Global Routingでは、接続全体に適用する処理モードを選択します。主な選択肢はConfig、Proxy、Directです。Configは現在の設定ルールに従って接続を処理し、Proxyは主に選択したプロキシを使い、Directは主に接続先へ直接アクセスします。ルールの振り分け結果を調べる前にここを確認し、ルールを変更しても別のモードでテストしていた、という状況を避けましょう。
Config
Configには主に二つの使われ方があります。画面名としては設定ファイルを管理し、Global Routingの選択肢としては設定に従って接続を処理します。ファイルの読み込みと、そのファイルの選択は別の操作です。保存後、現在有効な設定も確認してください。説明を読むときは、画面項目とモードのどちらを指しているかを確認し、同じ名前だけで操作場所を判断しないようにしましょう。
Proxy
ProxyはGlobal Routingのモード名で、主に現在選択されているプロキシを使って接続を処理します。サーバーのプロトコル種別ではなく、サーバーの接続性が確認済みという意味でもありません。ルール内のPROXYと異なり、前者は全体のモードを設定し、後者はルールに一致したときの処理方針を示します。
Direct
DirectはGlobal Routingのモードで、主に接続先へ直接アクセスします。現在のネットワークから直接アクセスした場合の動作を比べる際に使えます。選択してもシステムからVPN設定が削除されるわけではなく、メイン接続スイッチがオフになるわけでもありません。クライアントの接続を停止する場合は、Homeでスイッチの状態を別途確認してください。
On Demand
On Demandは設定した条件に応じてVPN接続を開始する仕組みで、別のサーバープロトコルではありません。有効にすると、条件に該当するネットワーク通信によって再接続される場合があります。手動で停止した後に再接続される場合は、まず関連する条件を確認してください。設定を変更する前に、どの状況で接続したいのかを明確にし、項目を一つずつ確認しましょう。
Add Server
Add Serverはサーバー情報を手動で追加する項目です。手元の情報に基づいて種類を選び、アドレス、ポート、認証パラメータを入力します。プロトコルによって必須項目は異なるため、一つの種類のパラメータを別の種類にそのまま流用することはできません。情報が不足している場合は、まず元の情報を確認してください。サーバーアドレス、パスワードなどの認証情報は、公開するスクリーンショットに含めないようにしましょう。
Data
Dataではクライアントが記録した通信量を確認できます。集計の詳細はアプリの現在の画面表示に従ってください。表示される数値はクライアント側の集計であり、サービス提供元の利用枠や請求明細とは異なります。数値を比較する際は、集計期間、リセットの有無、接続中の実際の通信量を確認しましょう。一度の表示だけで請求の異常を判断することはできません。
Settings
Settingsではアプリの環境設定や動作に関する項目をまとめて管理します。Config内の設定内容とは異なる階層です。変更前に元の値を記録し、アプリ全体と現在の設定のどちらに影響する変更なのかを確認してください。原因を調べるときは一度に一項目だけ変更し、同じ接続先で再テストすると、結果に影響した設定を特定しやすくなります。

プロトコル

プロトコルはクライアントとサーバー間の通信方式を定めます。あるプロトコルに対応していても、任意のアドレスや認証情報を組み合わせて使えるとは限りません。

Shadowsocks
Shadowsocksは暗号化プロキシプロトコルの一つです。一般的な設定項目には、サーバーアドレス、ポート、暗号化方式、パスワードがあります。暗号化方式はサーバー側と一致させる必要があり、アドレスが正しくても接続できない場合があります。既存の情報を読み込んだ後は、特にパスワードや暗号化方式を別プロトコルの認証項目と取り違えていないか確認してください。
VMess
VMessはプロキシプロトコルの一つです。通常、認証情報の一部としてUUIDを使い、通信設定を組み合わせます。アドレスとポートのほか、TLS、通信パス、Hostなどのパラメータも確認が必要な場合があります。UUIDが正しくても、ほかの項目を空欄にできるとは限りません。利用者が持っているサーバー情報一式に基づいて設定してください。
VLESS
VLESSはプロキシプロトコルの一つです。認証ID、通信方式、セキュリティ設定をそれぞれ合わせる必要があります。プロトコル名だけでは接続が暗号化されるかどうかは分からず、TLSなどのセキュリティ設定の確認にも代わりません。接続できない場合は、まず元の情報と読み込み後の各項目を照合し、次にネットワークを確認してください。UUIDを何度も変更するだけでは解決しません。
Trojan
Trojanは通常TLSと組み合わせて使うプロキシプロトコルです。サーバーのパスワードと証明書検証に関する設定を合わせる必要があります。サーバーアドレスと証明書検証に使う名前は、異なる役割を持つ場合があります。元の情報に従って入力してください。証明書エラーが発生した場合は、名前、デバイスの時刻、証明書の状態を確認しましょう。検証を無効にすることを通常の解決策にしないでください。
Hysteria2
Hysteria2はQUICベースのプロキシプロトコルで、接続にはネットワークのUDP対応が必要です。認証情報が正しくてもタイムアウトする場合は、現在のネットワークやサーバー側でUDPに到達できるかどうかが原因の可能性があります。他のプロトコルで同じ名前の項目でも、意味が同じとは限りません。読み込みや確認には、該当するプロトコルのパラメータを使ってください。
WireGuard
WireGuardは鍵を使うトンネルプロトコルです。ローカル側と接続先の鍵、アドレス、エンドポイント情報を正しく組み合わせる必要があります。秘密鍵は機密情報です。公開鍵と取り違えたり、公開したりしないでください。設定を読み込んだ後も、アドレス、ルーティング範囲、DNSを確認します。ハンドシェイクが成功しても、すべての接続先にアクセスできるとは限りません。

ルールキーワード

ルールではまず照合条件を指定し、その後に処理方針を指定します。通常は記載順に判定されるため、広い条件を先に置くと、後続の細かなルールが適用されないことがあります。

DOMAIN
DOMAINはドメイン名全体を完全一致で照合します。たとえばDOMAIN,example.com,DIRECTは指定したドメインだけが対象です。www.example.comなどのサブドメインやURL内のパスは自動的に対象になりません。サブドメイン全体を対象にする場合は、DOMAIN-SUFFIXの適用範囲を確認してください。
DOMAIN-SUFFIX
DOMAIN-SUFFIXはドメインの末尾を照合します。example.comを指定すると、そのドメインとサブドメインが対象になります。入力するのはドメイン部分です。URLのプロトコルやページのパスは含めません。ルールの範囲を確認する際は、そのドメイン全体で使われる機能を考慮し、一つのページのためにすべてのサブドメインの処理を変更しないようにしましょう。
DOMAIN-KEYWORD
DOMAIN-KEYWORDは、ドメイン名に指定した文字列が含まれるかを確認します。完全一致のドメインルールより広い範囲に一致することが一般的です。同じ文字列が無関係な複数のドメインに含まれる場合があるため、特定のWebサイトに属することを示す確実な根拠にはなりません。特定のドメインだけを処理する場合は、より範囲が明確な条件を検討してください。
GEOIP
GEOIPはIP地理情報データベースに基づいて接続先IPの地域を判定します。たとえばGEOIP,CN,DIRECTのように指定します。Webページの言語、アカウントの地域、サイト運営者の所在地を判定するものではありません。データベースの記録、DNSの応答、コンテンツ配信ネットワークによって実際の一致結果は変わるため、サイト名だけで判断せず、接続記録も確認してください。
IP-CIDR
IP-CIDRはCIDR形式で接続先のIPv4アドレスを照合します。たとえばIP-CIDR,192.0.2.0/24,DIRECTのアドレスは説明用です。スラッシュの後のプレフィックス長で対象範囲が決まり、ポート番号ではありません。IPv6アドレスには対応するIP-CIDR6ルールを使います。編集前にアドレスの種類とネットワーク範囲を確認してください。
FINAL
FINALは、それまでのルールに一致しなかった場合に使うフォールバックルールです。たとえばFINAL,PROXYのように指定します。後続の条件が適用されなくなるため、通常はルール一覧の末尾に置きます。多くの接続がFINALに一致する場合は、先行する条件が狭すぎないか、記述に誤りがないか、Configモードが選択されているかを確認してください。
PROXY
PROXYはルールの処理方針を示すキーワードで、ルールに一致した接続をプロキシ経由で処理します。実際の出口は現在の選択や設定によって異なります。このキーワード自体にサーバーアドレスや認証情報、接続可能であるという保証は含まれません。大文字のキーワードをGlobal RoutingのProxyモードと混同しないでください。ルールの処理方針は、該当するルールが判定され、一致した場合にのみ適用されます。
DIRECT
DIRECTは、ルールに一致した接続をプロキシサーバー経由にせず、接続先へ直接アクセスさせる処理方針です。直接接続できるかどうかは、現在のネットワーク、DNSの応答、接続先サービスの状態に左右されます。クライアント全体を停止するという意味ではありません。同じ設定内でも、別の接続には別のルールが適用される場合があります。
REJECT
REJECTはルールに一致した接続を拒否します。「別の経路に切り替えて再試行する」という意味ではありません。条件の範囲が広すぎると、ログイン、画像、アプリのAPIなど、正常な通信まで妨げる可能性があります。特定の機能だけが動作しない場合は、まず拒否ルールに一致していないか確認し、条件の範囲を絞りましょう。設定全体を削除するのは避けてください。

サブスクリプションと設定

サブスクリプションはサーバー情報を更新し、設定は接続の動作を定めます。まず不足している情報の種類を見極めてから、適切な読み込みや確認の手順に進みましょう。

Subscribe
SubscribeではサブスクリプションURLを使ってサーバー情報を読み込み、更新します。URLは利用中のサービス提供元から入手してください。更新すると、そのサブスクリプションが管理する情報が更新されますが、新しいサーバーが選択されたり、接続が確立したりするわけではありません。URLには個人の認証情報が含まれる場合があるため、安全に保管してください。更新できない場合は、URLの有効性、ネットワーク、応答内容の形式を確認しましょう。
サーバー情報
サーバー情報は、クライアントに保存されるアドレス、ポート、プロトコル、認証パラメータのセットです。「ノード」と呼ばれることもあります。一覧の名前は識別用のラベルにすぎず、実際の場所、速度、利用可能かどうかを示すものではありません。編集前に手動で入力した情報か、サブスクリプションから読み込んだ情報かを確認してください。サブスクリプション管理の内容は、更新時に上書きされることがあります。
設定ファイル
設定ファイルにはルール、DNS、接続動作などが記述されています。サーバー情報を含むサブスクリプションとは異なります。設定ファイルを読み込んでも、使用可能なサーバーが得られるとは限らず、サブスクリプションを読み込んでもルールの設定が完了するわけではありません。利用前に設定の入手元と内容が目的に合っているか確認し、Configで有効なファイルを選択してください。保存しただけで選択し忘れることがないよう注意しましょう。
DNS
DNSはドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みで、接続先にアクセスする前の重要な処理です。ただし、名前解決に成功しても接続できるとは限りません。DNSの問い合わせ経路と、実際の通信に使われる経路は分けて確認してください。一つのIPアドレスだけから通信の出口を推測することはできません。問題を調べる際は、名前解決の失敗、応答IPの異常、接続先のタイムアウトを切り分けてから、該当する設定を見直しましょう。
Connectivity Test
Connectivity Testは現在のテスト方法でサーバーへの接続性を確認します。表示される時間は、このテストにかかった時間です。レイテンシが低くてもダウンロード速度が速いとは限らず、一度テストに成功しても、すべてのWebサイトやサービスにアクセスできるとは限りません。結果を比べるときはテスト方法とネットワークをそろえ、実際の接続先でも確認してください。一つの数値だけで判断しないようにしましょう。

App Storeと購入

アプリを入手できるかどうかは購入記録で確認します。サーバー情報やサブスクリプションとは別の情報です。機種変更の際は、それぞれを分けて確認してください。

App Store
App StoreはShadowrocketを購入・入手できる唯一の窓口です。iPhoneまたはiPadをお使いの場合は、商品ページでアプリ情報を確認してください。アプリの表示状況は、現在のアカウントに設定されているストアの国や地域によって異なります。検索結果に似た名前がある場合も、各項目を確認しましょう。対応デバイスとシステム要件はApp Storeの商品ページの記載をご確認ください。入手前に正規の入手方法もご覧いただけます。
アプリID
ShadowrocketのアプリIDは932747118で、商品ページのURLではid932747118と表記されます。正規のアプリか確認するには、開発者のShadow Launch Technology Limitedと公式アイコンもあわせて確認してください。アプリIDは製品を識別する番号であり、アカウントIDやサブスクリプションの認証情報ではありません。
買い切り
買い切りはアプリの利用権を一度の支払いで購入する方式です。米国ストアでは約2.99米ドルで、各ストアには現地通貨で表示されます。実際の金額はApp Storeの商品ページでご確認ください。アプリの買い切りと通信サービスのプランは別です。アプリを購入しても、サーバーやサブスクリプションは付属しません。サブスクリプションは利用中のサービス提供元から入手し、使い方ガイドに従って別途読み込んでください。
購入済み項目
購入済み項目は、App Storeで購入時のアカウントに紐づくアプリの記録です。機種変更や再インストールの際に、アプリを再入手するために使えます。まず購入時に使用したApple IDでサインインしていることを確認し、アカウント内のアプリまたは購入履歴から探してください。項目名や場所はデバイスの画面表示によって異なります。アプリの再入手とサブスクリプションや設定の復元は別の手続きです。詳しくは購入済み項目からの復元方法をご覧ください。

操作手順を続けて確認

用語を確認したら、該当する手順に戻って設定を確認しましょう。ルールを確認する場合は、まずGlobal Routingと現在の設定を確認し、その後ルールの順序と一致結果を比べてください。